仔牛の秋市場

某年、10月28日、仔牛の秋市場。
毎年10月末に開かれます。
仔牛を対象にした一年でもっとも大きな市場です。
取引き相手は主に仔牛を成牛に育てる肥育農家です。



・市場の朝

共進会に並んで、市場の朝は早い。
市場がひらくのは午前10時ですが、たいての生産者は朝のうちに市場に牛をいれます。というのも、出荷する牛は全て体重をはかり報告しておかなければならないからです。


眠い、寒いと口々に言い合いながら、連れてきた牛の最後の手入れをする朝の市場の風景は、どことなく落ちつかないような、それでいて、晴れ舞台!というなんともいえない雰囲気につつまれています。

昨年から牛の市場は雫石に統一されましたが、この市場はとても近代的。牛はコンベアーにつないでおけば、自動的に順番に市場に入場できるようになっています。
牛のデータは中央の電光掲示板で確認することができるし、入場した牛の競りは、一頭あたりだいたい1、2分で終わるというあっさりしたもの。競り落とされた牛はそのまま購入者のトラックへ積まれていきます。

牛の価格はその時々で変動しますが、だいたいの目安として、キロ単価800〜1000円前後。1000円だとかなりよい方です。ちなみに、仔牛はだいたい200キロから250キロくらいなので、一頭20万程度が相場です。ただし、これはあくまで目安。牛の状態や血統、性別などでも変化するし、国の牛肉政策によっても大きく変動します。今年は牛肉の輸入がないことをうけてのかなりのよい相場・・・。でも、これがいつまで続くかは疑問です。


・今回の市場のおまけ

今回の市場では、こんなかわいい白い牛を発見。こんなに真っ白ですが、両親とも赤毛の短角牛です。突然変異の個体でとってもめずらしいもの。
市場に来ていた人たちの間でも話題の的でした。

市場の朝
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牛を競り場におくるコンベア
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競り場
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赤いお尻の間に白いお尻が
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とてもめずらしい白い短角牛。突然変異です。
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