種モミ選び

 某年、4月11日、今年も米づくりがはじまりました。

 実りの秋を確かなものにする上で、最初の重要なしごとは育苗。そして、育苗のはじまりは種モミの選別です。

 前年収穫したコメのなかから取り分けておいた種籾を、実のあるもの、ないものにわけます。もちろん、実のある種籾だけが育苗に使われます。

 選別は食塩水によって行います。たっぷりの水にこれまたたっぷりの食塩を混ぜた食塩水に種籾を沈め、浮いてきたものは実のないものなのでとりのぞくのです。このときの決め手は塩分濃度。

 濃度は生卵の浮き加減で判断するのが昔からのやりかた。水面まで卵が浮いてくればOKです。ただし、もち米の場合は卵が浮きあがりもせず沈みもしない、ちょうど水の中間あたりにあるのが適当です。

 選別して取り出した種籾は、よく水で洗い、消毒液に浸して一週間ほどおいておきます。


まずは食塩水づくり
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塩分濃度は
卵の浮き加減で調節
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種モミを入れる
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浮いた種モミは
すくって取りのぞきます
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沈んでいる種モミだけを
取り出します
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流水で水洗い
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消毒水に浸して
一週間ほどおきます
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その間に一回目の田起こし
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